連携医療機関
連携医療機関
睡眠時に何度も無呼吸・低呼吸を繰り返す疾患のことです。
成人では、1時間に5回以上の睡眠時無呼吸があり、日中に強い眠気や集中力低下などが認められると睡眠時無呼吸症候群と診断されます。肥満や顎が小さいことなどが影響して、のどの空気の通り道が塞がることが主な原因です。日中の強い眠気や集中力低下に加え、時に高血圧や心不全といった心血管系の疾患を引き起こします。
お子さまでは、口蓋扁桃やアデノイドが肥大しているために睡眠時の無呼吸症状が出現します。夜尿や、成長障害、注意散漫や学習能力の低下などを引き起こす場合がありますので、夜間にいびき、口呼吸、苦しそうな呼吸があるときには注意が必要です。
診断には睡眠検査を行います。当院では、自宅で行う簡易検査・精密検査に対応しており、専門機関に紹介する場合もあります。
治療としては、歯科にてマウスピース作成していただき夜間装着する方法(連携歯科紹介)や、CPAPという治療器械を自宅で用いる方法(当院対応)、口蓋扁桃を摘出する手術(基幹病院紹介)などがあります。
鼻(鼻腔)の周りには「副鼻腔(ふくびくう)」と呼ばれる4つの空間(上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞)があります。この空間内で炎症が起きている状態を「副鼻腔炎」といい、以前は「蓄膿症(ちくのうしょう)」という呼ばれ方もしていました。鼻と副鼻腔をつなぐ出入口が感染による粘膜の腫れによって閉鎖してしまい、副鼻腔に溜まった膿が鼻へ排泄されにくくなります。なかなかすっきりしないという場合には炎症が慢性化している可能性があります。
症状としては、粘り気のある鼻汁が絶えず出てきて鼻がつまり、鼻呼吸が難しくなります。また、鼻汁がのどにまわる(後鼻漏)、においがわからない、頭痛、顔面の痛みなどの症状がみられます。
検査としては、内視鏡やCT検査が行われます。
治療としては、鼻汁の吸引や症状に応じて抗菌薬の投与やネブライザー療法などを行います。抗菌薬を通常の半分の量で長期間服用するマクロライド少量長期療法は本来の抗菌作用ではなく抗炎症作用、免疫系への作用、細菌のバイオフォルム形成や付着抑制作用などを期待して投与されます。それでも治らない時には手術加療が内視鏡を用いて行われています。近年では好酸球が局所に多く出現する好酸球性副鼻腔炎が増加傾向にあります。好酸球性副鼻腔炎は難治性で従来の治療が効きにくく、ステロイドを中心とした治療が有効です。喘息を合併したり、匂いがしない、あるいはわかりにくいという症状があったり、鼻茸を伴うことが特徴です。
齲歯(虫歯)が原因で副鼻腔炎になっている場合は、歯性上顎洞炎といい、歯科と連携した治療が必要となります(連携歯科紹介)。
