
成長や発育について
成長や発育について
同性、同年齢の標準身長と比較して、身長が-2SD以下、または 3 パーセンタイル以下を低身長と定義することが一般的です。100人中の前から 2-3番目をイメージしてください。もちろん低身長の全てが病的という訳ではありませんが、中には検査や治療を要する低身長を呈する疾患もあります。
「成長曲線」をつけることで現在の小柄さの度合いだけではなく、身長の伸び率を確認することができます。順調に伸びていた身長が急に伸びなくなってしまった時にはその原因を考える必要があります。
成長と関連して、「お胸が早くに膨らむ」などのご相談もお受けしております。 思春期の発来には個人差がありますが、女児では1)7歳6か月未満で乳房発育が起こる 2)8歳未満で陰毛や腋毛の発生が起こる 3)10歳6か月未満で月経をみる、 男児では1)9歳未満で精巣、陰茎、陰嚢の明らかな発育が起こる 2)10歳未満で 陰毛の発生がおこる 3)11歳未満で腋毛、ひげの発生や声変わりをみる こうした場合には受診をお勧めします。