耳垢|いわはしクリニック|野江内代駅より徒歩3分の耳鼻科・小児科

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耳垢

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耳垢

耳垢には、乾燥した耳垢と粘性の耳垢の2種類があります。生まれつき遺伝的に決まっているため、この性質が途中で変化することはありません。日本人は70~80%が乾燥型といわれています。綿棒で耳掃除をする場合、耳垢を奥に押し込んでしまうことがありますので、なるべく自分では耳掃除をしない様にしてください。もし耳垢を耳の奥に押し込んでしまうと耳垢塞栓という耳垢がいっぱいに詰まった状態になる可能性があります。

Q1.耳掃除はしない方がよいのですか。

ヒトには耳垢を自然に排泄する機能(自浄作用)が備わっているため、多少の耳垢であれば家庭で無理に取る必要はまったくありません。綿棒や耳かきで習慣的に耳掃除をしている人も少なくありませんが、入浴後にぬれた耳を軽く拭う程度が無難です。耳掃除は医学的には不必要かつ危険な行為であることを認識してください。どうしても耳垢が気になるときは耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。

Q2.うちの子の耳垢(みみあか)はベタベタしているのですが、病気でしょうか?

耳垢とは、外耳道にある皮脂腺や耳垢腺から出る分泌物に外部のほこりや古くなった皮膚などが混ざったものです。カサカサした乾性耳垢とベタベタした湿性耳垢があります。耳垢のタイプを決定する遺伝子があり、乾性/湿性の割合には人種差があります。日本人の70~80%は乾性耳垢ですが、湿性でも乾性でも全く問題がありません。
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