嗅覚障害
嗅覚障害
鼻がつまっているわけでもないのに、においがわかりにくくなります。また、本来のにおいとは違うにおいがする、みんな同じにおいがする、といった症状が出ることもあります(異嗅症)。検査として、原因を調べるために問診、内視鏡検査、画像検査などが、また嗅覚障害の程度を調べる嗅覚検査などが行われます。原因として、呼吸性、嗅粘膜性、混合性、中枢性の4つに分類され、治療は原因によってそれぞれ異なってきます。後鼻漏鼻水は鼻の穴から出てくるだけでなく、中から喉の方に流れてしまうことがあります。これは生理的な現象ですが、量が増える・粘度が増して付着するなどを起こすと不快感が生じ、口臭や痰の原因にもなります。多くは副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎で起こりますが、鼻の一番奥と接している上咽頭の炎症によって起こっていることもあります。疾患の治療とともに、鼻の洗浄などの処置で状態を改善させます。