みなさまこんにちは😊
耳鼻咽喉科いわはしクリニックのスタッフブログです。
今回も、難聴と認知症の関係についてお伝えしていきます。
近年の認知症に関する研究により、難聴への対策を早めに行うことで認知機能の低下を遅らせることができることがわかっています。
ではなぜ、難聴対策をすると認知症のリスクを下げることができるのでしょうか。
聞こえが悪くなると、相手の言ったことがわからず曖昧な返事をしたり、集団の中で1人話題についていけなくなったりという場面が増えてきます。そういったことが続くと、だんだん人と関わることが億劫になっていきます。人との関わりの減少は、会話の減少・外出の減少につながり、社会的に孤立しやすくなります。
また、聞こえが悪くなることで聴覚情報が少なくなります。聴覚情報が減ると脳への刺激が減るため、脳を使う機会が少なくなります。筋肉と同じで、脳も使わなければ衰えていきます。
こうした社会的孤立や、脳を使う機会が減少した状態が続くと、認知症のリスクは上がります。これを予防するためには聞こえの改善が重要なのです。
次回は、補聴器についてお伝えします。
当院は都島区以外からもお越し頂きやすい旭区、城東区の境目に立地しております。みみ・はな・のどの事ならお気軽にご相談ください。
スタッフより🌻