みなさまこんにちは🌻
耳鼻咽喉科いわはしクリニックのスタッフブログです。
今回は、難聴と認知症の関係についてお伝えします。
認知症とは、何らかの原因で脳の働きが徐々に低下し、社会生活に支障をきたした状態をいいます。古くから認知症についてさまざまな研究が行われていますが、未だ原因も治療法もわかっていません。
しかし近年、認知機能低下をまねくリスク因子のうちいくつかは自身で予防可能であること、そしてそのリスク因子の筆頭が難聴であることがわかってきました。
この研究により現在、難聴への対策を早めに行うことで認知機能の低下を遅らせることができるのではないか、という考えに注目が集まっています。認知症にもいろんな種類があり、それぞれで原因が異なるため、難聴対策を行えば認知症にならないというわけではありません。しかし、聞こえづらさによって人との関わりが減り社会的に孤立することは認知症のリスクを高めるため、早めの難聴対策が重要です。
★認知機能低下をまねくリスク因子のうち、予防可能なもの
難聴、幼少期の教育、喫煙、抑うつ、運動不足、高血圧、社会的孤立、肥満、糖尿病
次回も難聴と認知症の関係についてお伝えします。
当院は都島区以外からもお越し頂きやすい旭区、城東区の境目に立地しております。みみ・はな・のどの事ならお気軽にご相談ください。
スタッフより😊